政策・理念

1.多様性を尊重する「まち」

多くの外国人市民が暮らし、多文化共生社会を地域で育んできた川崎。多摩川スカイブリッジにより羽田空港との距離も一段と近くなり、国際都市として国内外から注目されています。国籍や出身、民族、文化の違いなど「みんなそれぞれ違っていい」、多様性と人権を尊重し、すべての人が互いに認め合う共生社会の実現と分断や差別のない共に生きるまちづくりをめざします。

2.子育て世代に寄り添う「まち」

川崎市は子育ての中心となる生産年齢人口が全国と比較しても多い活気ある都市です。川崎市では、小児医療費の助成制度の対象を2023年度中に現行の小学6年生までから中学3年生まで引き上げるとしていますが、産後ケア事業をはじめ、幼児・学童保育や子ども食堂など、まだまだ子育て世代に対するフォローや子どもを貧困から守る取組が必要不可欠です。共働き世帯が当たり前となった現代社会において、共助の輪を広げることが必要なのはもちろんですが、長引くコロナ禍によって「公助」によるさらなる支援が求められます。行政による支援策の拡充をめざします。

3.笑顔と活気があふれる「まち」

人口減少の波が川崎市にも訪れることは遠い未来のことではありません。子どもたちが、自らが育った川崎のまちを将来「ふるさと」として誇りを持ち、お年寄りも健康でいきいき暮らすことのできる、世代を超えていつまでも住み続けたいと思えるまちをめざします。また、コロナ禍でSNS等による新たなつながり方が広がった一方で、町内会やPTA、子ども会等においては、これまで対面で行われてきた様々な活動に制限が余儀なくされてきました。改めて地域で暮らす全ての方々のつながりを活性化して、お互いが顔の見える関係を取り戻し、従前以上に笑顔と活気があふれるまちをめざします。

4.災害に強い安全・安心な「まち」

2019年10月に川崎市も甚大な被害を受けた令和元年東日本台風、その後も相次ぐ台風や局地的な突然の豪雨、地震など、未曾有の災害はいつ、どこで発生するかわかりません。2022年9月には近隣政令市である静岡市が台風・豪雨により大きな被害を受けました。「長谷川ともかず」が長年培ってきた建設・道路行政の知識と経験を活かし、住民の生命と財産、暮らしを守るために、あらゆる自然災害に強い公共インフラの整備を強化するとともに、市民の皆様が災害に備える政策を実施し、都市防災機能を高めるため、災害時における救援・復興の活動拠点や避難場所となる公共施設・防災公園等の整備を推進します。

5.自然と環境にやさしい「まち」

地球温暖化が加速度的に進むなか、今や温暖化を止めるための取組は世界各地で強く求められ、相次ぐ集中豪雨や熱波といった自然災害・異常気象をもたらす温暖化を一刻も早く食い止めなければなりません。川崎市は2019年に「SDGs未来都市」に選定され、脱炭素社会の実現に向けても精力的に取り組んでいますが、自治体や企業に限らず、全ての人々が地球環境に意識を向ける必要があります。今を生きる責任世代として、未来を担う子どもたちのために、限りある地球資源を残していかなければならないと強い思いです。自治体、企業、住民が一つの目標“ゴール”のために取り組む政策を行政と共に展開します。そして地域におけるSDGsの取組を市民の皆様と推進します。

「長谷川ともかず」が掲げる“15の重点政策”

多文化共生

① あらゆる差別が解消され、全ての人の人権が尊重される共生社会をめざし、人々の個性と能力を十分に発揮できる社会の実現に向けて取り組みます!

子育て・教育

② 産後ケア事業の推進と充実により、安心して子どもを出産し、育てられる地域社会を実現するとともに、ひとり親家庭を支援する制度や放課後児童クラブ、子ども食堂の拡充をめざします!
③ 子育て世代がつながりあうコミュニティを構築し、共働き世帯への支援の拡充に取り組むとともに、それを支える保育士等の処遇改善をめざします!
④ 人間の多様性を尊重するインクルーシブ教育を進め、子どもたちが自然と触れ合い、すくすく伸びる多様な教育環境を充実・整備します!
⑤ 子どもの貧困、不登校・引きこもり、いじめ、虐待、ヤングケアラーの問題への取組を強化し、専門カウンセラーの拡充や子どもの権利を最優先に擁護できる支援の輪を広げます!

福祉

⑥ 低所得高齢者や一人暮らし高齢者などが、住み慣れたまちで安心して暮らし続けることができるよう、生活や医療、介護、障がい福祉等の支援やサービスを拡充し、お年寄りを地域で支え合う活動を推進します!
⑦ コロナ禍を懸命に支えてきた医療従事者の処遇改善と今後も起こりうる事象に対処できる体制を確立するとともに、コロナ禍で影響を受けた生活者や事業者への経済的支援に取り組みます!

地域・経済

⑧ 地域活性化に向けた町内会・自治会活動や地域団体活動を支援するとともに、コミュニティや伝統・文化を維持しながら、地域を支え、盛り上げ、つなげる活動を担う人材確保に向け、地域の輪を広げ犯罪のないまちをめざします!
⑨ 小売業、サービス、飲食業等の中小商業者・商店街の活性化と魅力向上への取組を支援し、地域経済の持続的発展のためのまちづくりを推進します!
⑩ 世代を超えて楽しみ、活躍することができる多様な音楽やスポーツ、文化活動の振興と施設の充実、利便性向上に取り組み、川崎の若者文化を代表する「ストリートカルチャー」を応援します!

防災・インフラ整備

⑪ 災害に強い道路・交通・生活インフラ整備を強化し、いざという時の備えや機能維持・早期復旧の体制、被災者の生活確保など、安心して暮らせる都市基盤整備を推進します!
⑫ 子どもやお年寄り、障がい者にやさしいユニバーサルデザインを推進し、歩行者、自転車、自動車等が安全かつ円滑に通行できる、交通事故を防止する道路整備に取り組みます!
⑬ 物流・生産基盤である臨海部開発に取り組み、JFE敷地の土地利用など、国内外から魅力ある観光や先端技術産業等の誘致を強化し、臨海部一帯の利便性の高い交通インフラ・ネットワーク整備を推進します!

環境

⑭ 多摩川と海の恵みを活かした都市と自然が共生・融合するまちをめざし、地域の魅力を育み、みどり豊かな環境を守るまちづくりを推進します!
⑮ 再生可能エネルギーの使用や省エネなど、中小企業や家庭でも脱炭素・CO2削減に積極的に取り組めるよう支援し、プラスチックの使用や食品ロスを削減するための支援策に取り組みます!

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